いっぱい安曇野ё新米百姓日記R

暖冬だなんていっている内に、4月に入っちゃいましたねー早いものです。（最近とくに早く感じますです）
いよいよ、稲作の種まき準備をしなければいけません、稲の種は何かというと、そうですお米です、もみ殻のついたままのもので種籾（たねもみ）と呼びます。
この種籾をいきなり土に蒔いても、発芽が遅い、わるい、そろわない等のため準備作業が必要となります。
まず、基礎の基礎が良い種子に選別することです。
塩水選といって塩水をつかって比重差選別することで、充実した種子を選抜します。
一旦乾かしてから消毒作業に入りますが、
ウチでは農薬は使わずに、60℃に沸かしたお湯で無農薬米も減農薬米も処理をします。薬品の後処理も必要なくて、しかも発芽ぞろいも良くなるので、農協などでもこの方法を取り入れている所が多くなっているそうです、使わなくていい農薬は使わないが、環境にとても必要な事ですね。

そして、水に浸けてゆっくりと目を覚ましてもらいます、ウチでは約三週間を目途に、毎日水を取替えながらやさしく自然発芽を目指します。

☆さぁーこれで、まったなしです！同時に田んぼの準備も忙しくなってきます。


塩水選別です、不稔実はこのように浮いてしまうので、残りを種子として選びます。


















60℃のお湯に７～８分間つけて消毒します、けっこう熱いです。
終わったら、冷たい水で良く冷ましてそのまま催芽のための浸水にはいります。















中古で買ってきた風呂釜と浴槽。
冬は、野沢菜あらいに大活躍でーす。
夏は野天風呂にってそれはまだやった事ないです