ストロー?

ストロー?田んぼの稲藁あげです、本来なら秋冬のうちにやっておきたい作業なんですが、秋雨などで乾きがわるいとけっきょく春まで出来なくなってしまいます。稲わらを寄せ集めて圧縮して、ヒモでバラけないように梱包までしてくれる機械(ベーラーという)です、この藁のブロックをストローベイルといって、これを住宅などの壁材として使った家作りがあるそうです、ストローというだけに藁の中空は穴あきのまさにあのストロー状ですから、空気をなかにたくさん含んでいる構造のため、断熱性や湿度調整の高い天然素材という事になります。
もちろん、基礎をきちんと打ち表面は漆喰などで処理をして、防火対策もクリヤーします(三匹のこぶたのわら小屋になっちゃいますからねー)以前そのストローベイルハウス(わらの家)をTVで見たのですが、とても重厚で温かみのある家にとてもうらやましく思いました。

田んぼでお米を作れば、とうぜん藁も産まれます、稲作が始まった昔から日本には無くてはならない藁、人々の生活の中での利用や文化への役わり、現代ではその利用は随分と減ってきているのでしょうが、逆に貴重になってきているとも聴きます。

☆木より高い利用価値がある草だから〝藁〟の漢字は木より高い草と書くとか、田んぼで産まれるすばらしい副産物です。

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この記事へのコメント
今は、大変少なくなりましたが、昔は(おっさんの子供のころ)は、土壁の家が多くありました。
近所に左官屋さんがいたので土の中に、10cm(?)くらいだったと思いますが切ったわらを入れ
中に人間が入り足で練っていたことを思い出しますなー。
Posted by きらめき at 2007年03月20日 07:03
きらめき さん、ありがとうございます。
わらを入れることで、補強になったんですよね!私も一昨年土蔵の壁を補修しようと土壁を一部はがして、それを練り直して補修してみました、昔のやり方だと捨てることなく、再利用が何度もできるんですよね。
Posted by 安曇野@100show at 2007年03月20日 07:28
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