晴耕雨読その2
天地有情の農学 宇根 豊 著
天地すべての生き物を考えた農業のあり方。農が作り出す自然、情念。
近代農法の必要以上の農薬や化学肥料散布はもちろん問題であるが、有機農業であれば良いという事でもない。
手段が違うだけで、虫が雑草が単なる邪魔者扱いでは、農が作り出す一番大切なことに気づけない。
著者は、元福岡県庁職員の農業普及員として当時より減農薬運動の提唱、普及をされていた、
農と自然の研究所の代表であり、昨年静岡での
田んぼの学校には私も参加しました。
主著に、減農薬のための田の虫図鑑、田んぼの学校、百姓仕事が自然をつくる、等
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